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音楽家が筋トレ書籍から学ぶ「基礎」の大切さ

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みなさん、強くなりたくないですか?

ちょっと何言ってるか分からないって思うかもしれませんが、私は強くなりたいです!

それはさておき、今回は筋トレ本「プリズナートレーニング」から音楽家目線で大事だと思われる思考や

精神面を、本の紹介を交えながら解説していきたいと思います。

 

 

 

 

プリズナートレーニングとは

まず、タイトルから察する事が出来るかと思われますが、著者「ポ ール ・ウェイド」さんは元囚人です。

 海外ドラマ"プリズンブレイク"を見た事がある人なら想像つくと思いますが、

アメリカの刑務所はとてもヒョロガリが平和に生きていける様な環境ではありません。掘られそうだよね・・・。

一応施設内にもトレーニングマシンとかはあるらしいんですが、

そんなの既に出来上がってるガチムチ受刑者に占領されてて触れられないでしょう。

 

さてそんな中でどうやって身体を鍛えるか、あるじゃないか自分の肉体が!自分の体重を利用せよ!

というわけで"キャリステニクス"(自重トレーニング)です。

 

なんでわざわざ自重なの?ジム行ってマシン使えばいいじゃないの?って思うじゃないですか、

本書はなんと「マシンを使う必要はない、自重トレーニングで大丈夫」的なスタンスで記載されており、

むしろマシンの使用に関しては否定的な立場を取っています。

冒頭では「マシンで作った筋肉なんて使えない見せ筋だ、自重最強!(全力で誇張)」的な煽りが満載事が書いてあり、自重トレーニングの大切さにかなり自信がある様です。

「古代スパルタの筋肉はマシンで作ったものか?違うだろ?」 的なことが書いてあって若干誘導されつつ私も自重トレーニング派ではあります。

 

マシンを使用せず自重トレーニングに拘る理由

自重でのトレーニングがなぜここまで重要かといいますと、「マシンで高負荷を掛けるトレーニングは関節を悪くするのでよくない」のです。

人が生きていくうえで耐えるのに必要な負荷を超える負荷を関節にかけるわけですから、どれほど危険な事かは簡単に想像できますよね。

そんなわけで関節も共に鍛える自重トレーニングを全員基礎からやって、最強になろう!」ってお話です。

 

具体的なトレーニング手順

本書は腕立てや腹筋などがステップ1~10まで掲載されており、腕立てならステップ1は壁に手をついて立ったまま腕立て(?)をし、ステップ10になると"ワンアーム・プッシュアップ"いわゆる片手で腕立て伏せとなります。

「俺腕立て20回出来るからステップ4からでいいや」って人も今後のステップで登場する高負荷な自重トレーニングに耐えられる関節を作る為、ステップ1の壁を使うウォールプッシュアップから始めなくてはなりません。マジで全員基礎からです。

 

この「基礎から」って視点、ギターやドラムなど楽器の練習においても当てはまる事ではないでしょうか?

メトロノーム鳴らしてパットに対してひたすらトントントントやるのは苦痛だって事はわかりますよ、えぇ分かりますとも。

でもその基礎で身体作ってかないと最終的に到達するであろう技巧を前に身体が付いて行かなくなるという現象が発生しますよね。

ある程度要領をつかんでくると人は先に行きたくて飛び級したくなっちゃうものですが、

ひとつひとつ踏み慣らしながら進んで、確固たる地盤を築き上げる事が重要なんじゃないかなと思いました。

これは楽器だけに言える事ではなく、私の場合はオシレータとは~とかコンプのスレッショルドとは~的なものから振り返ってみたりする様にしています。

「こんなの分かってる」と思わず、初歩の初歩から見返すようにします。

この本は筋トレに限らず、何事も基礎から自分を作っていく事が大事だということを教えてくれる一冊だったのです。

 

ちなみに私はこの本を読んでもムキムキにはなっていません。

 

なかなか続かないですよね・・・。

 

 

 

この本の購入を考えたいる方は電子ではなく紙媒体をお勧めします。

私は電子版を購入しましたが、全て基礎から始めたいと思っても腹筋ステップ1〜10、背筋ステップ1〜10の様な順に掲載されているのでかなりページを飛ばしながら読むことになり、電子版ではとても不便です。